- ぜんしょ
- I
ぜんしょ【全書】(1)ある分野に関する事項や文献, あるいは個人の著述のすべてを集めた書物。
「六法~」
(2)その出版社が出す学術的教養書のシリーズ。 また, その中の一冊。(3)欠落した部分のない完全な書物, または文書。IIぜんしょ【前書】(1)前に出した手紙。(2)前に記した文。 以前に書かれた書物。IIIぜんしょ【善処】(1)事態に応じて適切な処置をとること。「前向きに~する」
(2)「善所」に同じ。IVぜんしょ【善所・善処】〔仏〕 来世に生まれるよい所。 天上・人間界または諸仏の浄土。Vぜんしょ【善書】(1)よい書物。(2)文字をじょうずに書くこと。 また, その人。 能書。「棭斎の門下で~を以て聞えた/渋江抽斎(鴎外)」
(3)中国の勧善書の総称。 明代から多く作られるようになった。→ 功過格~紙筆(シヒツ)を択(エラ)ばず⇒ 能書筆を択ばずVIぜんしょ【膳所】食膳を調える所。 台所。 くりや。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.